『冒険に出よう』安藤美冬さんインタビュー

Author 安藤美冬

「安藤商店」を営んでいます。

――肩書きはフリーランス。ノマドワーカーとしても注目を浴びた安藤さんですが、一体どんなお仕事をされているのでしょうか?

 一つの肩書きに縛られずに様々な領域で仕事をしているので、一言で説明するのは難しいのですが、強いて言えば「安藤商店」を営んでいます(笑)。安藤商店の店主ですね。

――安藤商店!!といいますと?!

 高校の仲の良いクラスメイトのご両親が、地元で「村上商店」という名のお店を営んでいたんです。そこは布団をメインで扱っているんですが、空いたスペースでタバコや文房具も売っている。「ここって、何屋さんなんだろう」って当時は不思議に感じていたものでした。でもよく考えてみると、私自身が「安藤商店」そのものだな、と。そんな感じで、“何屋さん”という一つの肩書きは持たないけれど、自分自身、つまり「安藤美冬」を看板に掲げて、自分の持っているスキルや視点などを提供しています。

――なるほどー。ではそこでは、具体的にどんなものを売っているのでしょう?

 ソーシャルメディアでの発信をディレクションしています。現在は小林武史さんなどが出資する、ap bankと提携させていただいています。あとは、野村不動産やリクルートなどが中心となった新世代向けの住まいと暮らしを考えるプロジェクトのボードメンバーであったり、本のPRを請け負ったり、「自分をつくる学校」の運営をしたり……本当に多岐に渡りますね。

――特定の肩書きを持たずに、自分自身を看板にするってめちゃくちゃ大変なことですよね。怖くないですか?

 最初はすごく怖かったです。「何者か分からない」「仕事を発注しづらい」と言われる度に傷つきました。でも、これからは個人が自分の中にある色々なスキルや才能を切り出して、複数の仕事を手がけていく未来が自分にははっきりと見えていました。何より、ひとつの肩書に収まらずに、色々な仕事をパラレルに手がけることが、「自分に最適化した働き方」だと思ったのです。でもこれは、「私にとっての成功モデル」。毎日色々な仕事をするというのは、面白いけれども学ぶこともたくさんあるので、決して楽ではないですね(笑)。


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